大手塾の四谷大塚が、1年に2回、無料で実施している「全国統一小学生テスト」。
今年の1回目は、6月。
2回目は、11月3日に行われました。
そして待ち受けるのが、テスト結果の診断レポートですが、これ、小学校低学年の場合、受験する塾や校舎によって得点に差が出ることはご存じでしょうか?
低学年の受験は、ハプニングの連続です
それというのも、低学年の場合、全統小を受けにくる子供はテスト慣れをしていない受験者も多く、ちょっとした事件の連続です。
- 問題用紙に書き込んではいけないと、思い込む
- 文章が長すぎて、設問がどこにあるのかわからない
- テストの答えを書く場所が、わからない
- いろいろ気になって、気が散る(解答用紙の配点の数字/周囲の雑音など)
このようなハプニングが、あちらこちらで起こっています。
おのおのの状況に、テスト監督がフォローしてくれれば多少は軌道修正が可能ですが、そうでなければ、悲惨な結果になりかねません。
「問題用紙に、メモをしていいからね。」
「この問題の答えは、解答用紙のここに書くよ。」
テスト中のちょっとした困りごとに、親切に対応してくれる塾で受験をすると、思わぬ失点を回避しやすいです。
また、同じ部屋で別の学年と受験することにならないように、個別の塾、申込者数に対して教室が足りない集団塾を避けると、テストに集中しやすい環境が整います。
テストのあとの問題用紙が、白紙だった我が子
わたしの子供は、年長のときは風邪でお休みをして、今回の受験は2回目。
そろそろテストに慣れてきたかと思ったら、やり終えたあとの問題用紙が真っ白で、ひとつもメモがありませんでした。
「テストの答えは解答用紙に書くから、問題用紙にメモをしてはいけない。」
そう思い込んでしまったそうです。
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チーン
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まとめ
小学校低学年の全統小は、受験者の人数も(高学年に比べて)少なく、目指しているところも皆それぞれで、テスト慣れをしていない子供も多いです。
そのため、点数や偏差値は、あまり当てになりません。
だからこそ、子供の苦手分野を洗い出して、今後の学習計画に役立てるくらいの位置づけとして考えるのがいいのではないかと、個人的には思います。
そうはいってもドキドキしてしまう、テスト結果の診断レポートです。
★点数や偏差値にとらわれず、解きなおしを大切にしなければ、もったいない!