「2000円の自己負担で、地域の特産品などを楽しむことができる。」
これは、ふるさと納税のPRでよく聞くフレーズです。
でも、楽しむためには、上限金額に気をつけて寄附をすること、正確に確定申告(またはワンストップ特例申告)をすることが欠かせません。
わたしは去年は確定申告をしましたが、所得税の還付と住民税の控除がなされる予定になっていたので、還付の通知書と住民税決定通知書が届いたあとに、しっかり確認しました。
ふるさと納税は確定申告をして終わりではなく、最後までチェックしたら完了なのです。
ふるさと納税の失敗をミニマルにするために
そこまで思うのには、わけがあります。
これは、わたしがはじめてふるさと納税をした翌年のできごとでした。住民税通知書が届いて発覚したことに、わたしは上限金額を超えて寄附してしまっていたのです!
あぁ、失敗した!そう思いましたが、
「越えて~、越えて~、越えて~♪(BGM:ゆず)」
こえても7000円損しただけだったので、総合的に結果オーライ。しかし、流した涙をひとすじの光に変えようと、ふるさと納税の最終チェックを怠らないことを心にちかいました。
確定申告をしたら確認すべき、2つのこと
確定申告をすると、所得税の還付と住民税の控除というかたちで、ふるさと納税をした金額が戻ってきます。確認方法は、次のとおりです。
A) 所得税の還付
確定申告をしたあと、2ヶ月くらいで所得税の還付申告の通知書が届きます。
通知書に書かれている期日までに、申告書で指定した口座に還付金が振込まれるので、金額を確認します。
わたしは還付申告のみだったので、1月早々に手続きをしました。すると、3月に通知書が届き、3月中に還付金が振込まれました。
B) 住民税の控除
ふるさと納税をした翌年の6月頃に、住民税決定通知書が届きますので、そこに記載されている控除の合計金額を確認します。
関連記事:去年のふるさと納税、しっかり控除されてる?住民税額通知書が届いたら確認すべきこと。
所得税の還付金額+住民税の控除金額の合計は?
A・Bの金額を確認したあと、去年のふるさと納税の寄付金額(合計)に対する所得税の還付金額+住民税の控除金額の目安とくらべて、大きな差がないかをチェックします。
所得税の還付金額(A)+住民税の控除金額(B)
両方の金額を合わせると、「ふるさと納税の寄付金額-約2000円」になります。
まとめ
こうしてわたしは、今回こそ上限金額を超えることなく寄附をして、正確に確定申告をすることができました。これで、去年のふるさと納税、完了です!
★確定申告をしたあとの、最終チェックをおこたっては、もったいない!