ファイナンシャルプランナーの資格を取りたい。
これはわたしが学生時代のときから漠然と思っていたことでしたが、すこしでも知識をふやしてこれからの生活に役立てたいと考えて、FP3級の試験を受けることに決めました。
3月に申込みをして5月に受験しましたが、この度(なんとか)合格しました!
もしも時間が足りなくて、くじけそうだったり受験を諦めている方に「こんなわたしでも合格できたから、大丈夫!」とお伝えしたく、勉強方法や使用テキストをご紹介します。
FP3級の合格基準(FP協会)
FP3級の資格を取得するためには、学科と実技の両方の試験に合格する必要があります。
実技の試験は「個人資産業務」「保険顧客資産相談業務」「資産設計提案業務」にわかれていて、どれを選択するかによって、申込み先の試験機関が異なります。
わたしは「資産設計提案業務」を受験することにしたので、FP協会に申込みました。FP協会のFP3級の合格基準は、次のとおりです。
3級 | 学科 | 筆記(マークシート形式) | 60問 | 36点以上(60点満点) |
実技 | 筆記(マークシート形式) | 20問 | 60点以上(100点満点) |
使用した参考書(テキスト)
みんなが欲しかった!FP3級の教科書
2020-2021年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級 [ 滝澤 ななみ ]
これを使いました。
板書形式で図解されているので、初心者でも、本当にわかりやすい!
まるで、TACの授業を受けているかのようです(通ったことないけど)。ややこしい単語も、わかりやすいゴロ合わせで暗記しやすくて、助かりました。
こうして合格しました、わたしの勉強方法
過去問を解く→テキストで調べる→ノートにまとめる→間違えた問題を復習する
効率重視で学習しました。
本田直之さんの『レバレッジ勉強法』でも、まずは過去問から解くことは、勉強の効率を上げるために重要だと書かれています。
試験では、過去問や類似問題が多く出題されるため、過去問を中心に解いて正解でした。
勉強のポイント
勉強方法
直近4回分の過去問を解きました。
すべての問題について、解答をテキストで調べてノートにまとめました。
このとき、答えだけでなくその周辺知識もノートに書きうつして、覚えるようにしました。
勉強時間
1日に1時間くらい勉強しました。最後の3日間は、1日2時間くらい。
勉強期間
試験日の2ヶ月前くらいから、ぼちぼち試験勉強をスタートしました。
しかし、アルバイト先での体制変更・研修・試験、幼稚園入園からの強烈な感染症にかかって家族で順々にダウンし、集中的に勉強をはじめたのは、試験の3週間前から。
計画どおりに勉強時間が取れなくなって、わたしはかなり焦りましたので、できるだけ早めに勉強をはじめて、前だおしで学習を進めることをおすすめします。
過去問の点数が思わしくなくても、あきらめなければ大丈夫!
まずは、なにも勉強していない状態でどれくらいの点数が取れるのかをチェック。
2017年1月の過去問を解いた結果です。用語の意味がわからず、何を問われているかすらわからない問題も多々ありました。
NO勉で過去問を解いた結果
学科:24/60問(不合格)
実技:15/20問(合格)
過去問を解いたあとは、テキストで調べる→ノートにまとめる→間違えた問題を復習→別の過去問を解くというプロセスを繰り返して、試験当日へ。
試験当日は、間違えた過去問の問題を復習
試験当日は、試験開始の1時間前に、会場に到着しました。
ところが、会場が広すぎて迷うというプチアクシデントに見まわれ、教室にたどり着いたときにはわりと時間ギリギリに。
なにが起こるかわからないので、時間に余裕をもって会場に行ったほうがいいです。
会場での学科試験の復習
直近の過去問1回分のまちがえたところを復習してから、試験に挑みました。
会場での実技試験の復習
学科の試験を途中退室して、次の試験までに2時間くらい時間がありました。そのあいだに、過去問4回分のまちがえた問題を解き直しました。
FP3級、一発合格です!
学科44/60点・実技90/100点で、合格することができました!
学科は、決して満足のいく点数ではありませんでしたが、それでもこうして無事に合格できたことはうれしいです。
まとめ
生活がよりよくなるようにという思いからはじめた、ファイナンシャルプランナーの勉強。
合格して終わりではなく、今回勉強したことを保険や投資の商品を選ぶうえで参考にしたり、家計管理に反映させるなど、これからに活かしていけたらいいなと思います。
★取りたいと思った資格は、受験してみなければ、もったいない!