貯蓄と保障の両方をそなえた積立型保険で、コツコツ積立て中。メリットとデメリットは?

せっかくお給料が入っても、入ってきた分だけ使ってしまって、なかなか手もとに残らない。

我が家の夫は、まさにこのタイプ。そして、浪費家だったときのわたしもまた然り。だから、シンプルな暮らしを送るようになるまで、我が家には貯金がほとんどありませんでした。

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積立型の保険でお金をためる

伊達直太さんの『30代からのお金のトリセツ』では、やりくりして残ったお金を毎月の貯金にまわすのは、お金がたまらないひとの典型的な例だと書かれています。

はい、以前のわたしたち夫婦です(汗)。

でも、今は1年間で100万円は、貯金できるようになりました。より強制的かつ確実にお金がたまる仕組みをつかって、工夫しているからです。

その方法のひとつとして取り入れているのが、「積立型の保険」です。

積立保険とは?

積立保険は、貯蓄の機能を備えていることから「貯蓄型の保険」と呼ばれていて、生命保険と損害保険の分野で多く販売されています。

生命保険なら、たとえば学資保険・個人型年金保険・終身保険(低解約返戻型)。

損害保険は、積立火災保険・積立傷害保険などが、これに該当します。

積立保険の特徴

積立保険の主な特徴は、

コツコツとお金を積み立てることができる
積立てたお金は、万が一の場合に保険金として支払われる
満期がきたら満期保険金が支払われる

ことで、わたしが感じているメリットとデメリットは、以下のとおりです。

メリット

簡単にお金を引出すことができない

積立保険は、いちど契約をしたら、やむを得ない事情がない限り解約しないのが基本です。

もしも解約する場合は所定の手続きが必要で、ATMからちょっとお金をおろそうという手軽な感じでは、お金を受け取ることができません。

だから、コツコツと積み立てることができて、お金もたまります。

お金をふやせる

積立保険は、利率次第では、満期になると払い込んだ保険料の総額よりも多く保険金が支払われます。

例:保険料1万円/月・払込期間5年・受取利率103%・10年満期の場合

払込保険料は、60万円。満期保険金は、61万8,000円。(+1万8,000円)

万が一の事態に備えることができる

保険と貯金のもっとも大きな違いは、保険の場合は、万が一のことがあったときにに保険金が支払われることです。

30代からのお金のトリセツ』では、葬儀代は全国平均で約200万円と言われています。

その費用の全部または一部でも保険金で準備できれば、残された家族の経済的負担を軽くすることができるでしょう。

デメリット

家計の圧迫となる可能性あり

高めの保険料で契約をすると、あとあと家計が苦しくなる可能性があります。

たとえば、一家の大黒柱がリストラにあった場合、保険料が高すぎると支払うのがむずかしくなって、保険を解約せざるを得なくなるかもしれません。

このような事態を避けるためには、無理のない保険料を設定することが大切です。

高いリターンは望めない

積立保険は、今は利率も低いため、お金をふやす手段としてはローリスク・ローリターンの部類にはいる商品、という理解です。

運用次第では、投資や株のほうが高いリターンを得られるでしょう。

保険会社が倒産したら、条件が不利になるかも

保険会社が倒産した場合は、保険契約者保護機構によって救済措置が取られますが、利率や保険金額が下がるなど、契約内容が不利なものに変わる可能性も0ではありません。

健康状態に不安のあるひとは、加入できる?

「持病があるし、保険に入るのは無理かもしれない・・・」

持病があったり健康状態に不安があるからこそ、将来のお金について心配になるのに、保険の加入を断られたことはありませんか?

そんな方でも、加入できる積立保険はあります。

たとえば、明治安田生命の「じぶんの積立」は、健康告知のいらない積立保険のひとつです。

貯蓄と万が一の保障をそなえた積立保険は、健康な方だけでなく不安のある方にとっても、より心づよい選択肢といえると考えます。



まとめ

愛があれば大丈夫!とは言っても、生きるためにはやっぱりお金は必要です。

まずは将来的に家族が生活に困らないだけの資金を貯えるために、保険を上手に活用しながらお金をふやしていきたいと思います。

★金融商品を組み合わせて、お金をふやしていかなければ、もったいない!

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